食の学習会in津嘉山

食の学習会in津嘉山

2/19(金)津嘉山地域振興資料館にて、津嘉山地域の民生委員さんとボランティアさんを対象に食の学習会を開催しました。

 説明にあたった具志堅さん(南風原町国保年金課:管理栄養士)は始めに南風原町の疾患別医療費の割合を国や県と比較し、「南風原町は脳の疾患予防にも力を入れていきたいと考えており、特に脳の血管(神経細胞)は、他の神経細胞と比べて一生ものです。大切な一生ものの神経細胞を守るために食があります。なかでもアブラナ科の野菜(菜の花、からし菜、ブロッコリー、キャベツなど)は抗酸化作用や解毒作用があり、認知症の原因となる物質(アミロイドβ)を減らすことができると分かってきました」と説明されていました。南風原町では現在、お弁当を作る事業所やスーパー等を対象に学習会を開き、お弁当はなくてはならないものになった今の時代に、栄養を考えた弁当作りへの意義を知ってもらう取組みをしています。「母体にいるときから脳の神経細胞はつくられている」「認知症の症状は20年かけて現れてくる」などとも説明しており、若い時から健康的な生活習慣を心掛ける意識がもっと広がるように取り組んでいきたいと話されていました。