福祉教育

 本会では昭和63年度から町教育委員会と協働で福祉教育推進事業を実施し、町内全ての保育園(所)、小・中・高校を福祉教育推進校に指定し特色を活かした学校での福祉教育活動を行っています。

 福祉教育には「子どもたちの豊かな成長を促すための福祉教育」と「地域福祉を推進するための福祉教育」という2つの側面があり、本会はこれまで以上に後者の役割と機能を発揮できるように取り組んでいく必要があります。

 地域住民が地域福祉を担っていくためには、住民自身が地域の様々な課題に気づき、その解決に向けて自ら取り組んでいく手法を学び、気づきと学びのプロセスを通して地域の福祉力を高めていく必要があります。社協にとって地域の福祉教育は、なくてはならない実践活動であります。

 そこで、学校、地域、社協が協働で取り組んでいくため、それぞの役割を整理し、福祉教育的機能を発揮できるよう平成27年度には「福祉教育推進基本方針」を策定し「福祉教育」を意識した事業に取り組んでいきます。

福祉教育基本方針

ちむぐくるで福祉の輪を広げよう

福祉への理解を深め、こころを育てる

1 福祉教育推進事業の強化

  • 地域高齢者サロンや子育てサロンなど体験活動
  • 学校支援地域本部事業と連携し、地域人材を学校に招いての福祉学習会の開催
  • 施設での体験学習や施設職員を招いての福祉学習会の開催
  • 福祉教育マニュアルの作成と研修体制の強化
  • 教育委員会、学校との連携強化
  • 障がい者スポレク交流事業等の交流体験

2 10代のボランティア研修会の充実

3 職員による出前講座の充実

  • 体験学習等に当事者を交えた体験プログラムの検討
  • 職員の資質及び専門性の向上

4 学校教諭等福祉研修会の充実

ちむぐくるで支えあい活動をひろげよう

住民の主体形成とボランティア活動の振興

  1. 手話ボランティア養成講座
  2. 音訳ボランティア養成講座
  3. 住民向けボランティア養成講座
  4. 小地域福祉ネットワーク福祉協力員の活動の機会づくり
  5. 地域福祉懇談会、福祉協力員研修会、サロン活動等を通した活動の強化
  6. 施設と地域との交流の機会づくり
  7. ボランティア登録とあっせん

ちむぐくるで福祉教育推進体制を強化しよう

福祉教育協働推進体制づくり

  1. 広報紙(社協だより、役場広報)による情報の発信
  2. ホームページ、マスコミを活用した情報の発信
  3. 福祉教育・ボランティア活動実践報告会の開催
  4. 福祉教育連絡会の開催
  5. 福祉保健施設団体等と連携した福祉教育の推進
  6. ボランティアセンター運営委員会の設置
  7. プラットフォーム「福祉のひろば」(仮称)の開催
  8. ボランティアセンターの強化
  9. 福祉教育研究会の設置