たからもの

私の子育て

 私には小学高学年の息子、年長の娘、去年誕生した末っ子の3人の子供がいます。


 うちは3人それぞれ年齢、性別が全く違うので食べるもの、生活スタイルが見事にバラバラです。毎週末の部活のお弁当、合間の小腹用に準備する軽食、0歳児の離乳食。下2人を長男の部活に一緒に付き合って貰ったり、上2人に末っ子のお世話を手伝って貰いながら家事をしたりとドタバタ過ぎていく毎日。


 私がスーパー母ちゃんに聞こえそうですが決してそうではないんです。私は子供たちに親にさせてもらってるなぁと常々思います。我が子自慢になってしまいますがうちの子たちは自然にいつも私を助けてくれます。長男は何も言わずとも荷物を持ってくれたり、朝も誰よりも早く起きて朝ごはんを準備します。娘は5歳ですが本当に小さなお母さんで、弟のお世話を全力で手伝ってくれます。危機管理能力もバッチリで弟の触るものが危険じゃないかを私よりもいつも考えてくれて可愛がってくれるんです。


 子供が増える度に私の大変が増えるんだと思ってました。でも気づけば子供同士助けあってるし私も子供たちにたくさん助けてもらってます。もちろん、喧嘩もする、余裕がなくてどうしてもダメダメな時もある。1人1人に満足な時間を割けなくて申し訳なく思うこともあるけどこんな私を母ちゃんにしてくれた子供たちと主人は私のたからものです。

R・Kさん(新川)
社協だより「ちむぐくる」266号 令和6年5月1日