私の子育て
私は以前、保育士として施設で働き子供たちの病院受診や入院付き添い、新生児のお世話もある仕事でした。なので私が子供を授かり周りは「慣れているから大丈夫だね」と良く言われていました。しかし、実際に我が子の子育てをとおして感じたことは、子育てはきつくて辛いこともあり、何度もくじけそうになりました。
周りからのプレッシャーからなかなか人に相談したり、弱音を吐いたりできず、転勤などの事情もあり、周りに頼ることができない状況でした。
コロナ禍で、家で過ごす時間が長く子育てに奮闘し、人と話さない日々もあった中、子育てサロンを近くで行っている事を知り、足を運ぶようになりました。そこで子供たちのやりとりで癒され、お母さん方や担当の方々とお話しができ、気持ちが晴れていくのが分かりました。
人と話す事って大切な事だなと改めて感じました。そして子育ては分からない事だらけで沢山の学びがあり、今後保育士として働く際に保護者の方々へより深く子育てについて支援出来そうです。分からない事や辛い事等ある時は迷わず頼れる所を利用したいと思いました。悩んでいる方や孤独を感じている方等、頼れる機関を気軽に利用して欲しいです。
私の子育ては1人じゃない。
S・Mさん（字照屋）
社協だより「ちむぐくる」２４０号 令和４年３月１日
