すくすくおおきくなぁれ

私の子育て

 初めての我が子は、去年の5月に低出生体重で産まれました。
 小さく産まれたけれど、健康で大きな病気もなく、1歳の誕生日を迎えることができました。


 「大きくなってほしい」という思いで毎日、離乳食と闘っている私です。
 その思いとは裏腹に、我が子は徐々に好き嫌いが出てきて、嫌なものは口を閉じたり、手で顔を覆ったりします。

 また、手づかみが大好きなのですが、すぐには食べずにトマトを顔にくっつけてパックにしたり、バナナを髪につけてバナナトリートメントにしたりします。 

 食パンのステックは耳に入れ、ブロッコリーの房をちぎってはポイポイと椅子の下に落とします。やっとのことで、離乳食を終えて無残に散らばったブロッコリーを私が片付けようとすると、我が子は、1つ1つ食べながら片付けてくれるのです。私はそれを見て大笑いすることがありますが、我が子は食べ物にたくさん触れて「どんなものかな?」と研究しているのでしょうか。
 

 これからも大きくなるためにいっぱい食べ物に親しんで、私を困らせたり、笑わせたりしながらすくすく育ってほしいと願います。

Z・Rさん(字新川)

社協だより「ちむぐくる」232号 令和3年7月1日