企業の社会貢献活動

人と人とがつながる

光文堂コミュニケーションズ㈱のお弁当提供

外間なるみ社長(写真左から1番目)と社員の皆さん

 光文堂コミュニケーションズ㈱(外間なるみ社長)は、今年創業70周年を迎えることで、4月に社員食堂を開設しました。新型コロナウィルスの感染が拡大している中、経済は大きく低迷し家計にも影響を与えています。度重なる学校の休校などもあることで、地域への社会貢献として社員食堂の厨房を活用した子どもたちへのお弁当の無償提供を企画し本会へ提案してくださいました。

 子育て中で経済的に負担も大きいひとり親世帯や多子世帯、見守りが必要な世帯などと確認をとり、子どもたちへのお弁当の提供を4月25日からスタートしました。

作業風景

 当初は、4月から5月の学校の休校期間中の実施予定でしたが、外間社長の地域への社会貢献の強い想いにより、現在も毎週1回の提供が継続されています。現在は33世帯92人に提供しております。

 このお弁当は、光文堂コミュニケーソンズ㈱の厨房で外間社長自らメニューを工夫し調理を行っています。調理の補助は、各部署の社員が4人1組でローテーションを組み参加し、普段の業務とは違う作業で慣れないですが、皆さん力を合わせて準備を進めます。

子供たちも喜んでいます

 お弁当の提供は本会で行っており、提供時に世帯の方と顔を合わすことで、生活状況の把握や見守りも兼ねることもできておりありがたく思います。この取り組みは来年(令和3年)の3月まで行われる予定です。

利用世帯からの声

「新型コロナの影響で買い物も大変で、食欲旺盛な子どもたちがいるのですごく助かります。人の温かさを感じました。ありがとうございます」

「大変な時に子どものためのお弁当を作ってくれてありがとうございます」

 お弁当サポートは当初5月中の予定でしたが、70周年記念社会貢献事業として、来年3月まで継続実施することにしました。
 コロナ禍の中、当社も厳しい状況ではありますが、子供たちからのお礼の手紙を読むたびに、スローガンである「人と人をつなく幸せ」を実感いたします。当社の小さな活動が広がり、地域とつながり大きな輪となって子供たちが笑顔で暮らせる毎日になりますように願ってやみません。

光文堂コミュニケーションズ㈱ 社長 外間なるみ